DAILY SHORT COLUMNS - Daily Business - |
2002.01.29 |
「40年間ほとんど楽しいことはなかった・・・」 「40年間ほとんど楽しいことはなかった・・・」 かつての王国とまで呼ばれるほどの隆盛を極めた日本最大のスーパーマーケットチェーンを築き上げ、経営の神様あるいはカリスマなどと賞賛されてきたにもかかわらず、今や凋落著しく再建中のその会社経営から退き、今度は世間から非難中傷を受け続けるもはや初老の彼についてのあるTV番組で、経営に関わった40年間を振り返っての彼自身の弁として紹介されていました。 何とまたせつない弁なのでしょうか・・・。私はため息で胸がいっぱいになってしまいました。 仕事柄私は企業のトップが直接の顧客である場合が一般的なので、大手企業のトップから個人商店主まで、これまでに様々な経営者達を見つめてきました。 もちろん例外も多々ありますが、少なくとも私が出会った経営者達のほとんどは、というよりも広く世間一般的に、外見や世間の評価とはうらはらに、経営者とは大抵の場合とても孤独であるといえます。(続く) |
2002.01.28 |
某アパレルメーカーの広告塔? 最近ふと気付くと、靴以外全身某メーカーの製品一色なんて日があって、それに気付くと我ながらさすがに気恥ずかしく感じます。低価格・高品質を売り物に急成長している、最近野菜の販売も始めたあのメーカーです。 今日も内実を知る友人に、「○○○○の広告塔だね。宣伝費を貰わなきゃね」とからかわれてしまいました。下着から靴下に至るまですべてそのメーカーの製品だったのですから無理もありません。 当初はそれほどでもなかったのですが、ここ最近相当数のワードロープが増えてきて、とうとう先日パソコンのモバイルのためのブリーフケースまでも購入してしまいました。 もともと私はモノにはこだわりが強いほうで、良いものを長く大事に使います。ブランド趣味はありませんが、モノを価格と品質から吟味していくと、結果的にステイタスの高いブランドの製品を選択しているケースもままありました。 しかし、コストパフォーマンスという点では、このブランドの製品はとても優れていて、気付くと身の回りに必然的に日々増えていくのです。(続く) |
2002.01.24 |
PDAはほんとに便利Vol.3 反対にネックは、何と言っても文字入力の不自由さです。PDAではスタイラスというペン状のものを使用するのですが、どうしてもキーボードのようにはいきません。そこで最近サードパーティーから発売された折り畳み式の携帯キーボードを購入したのですが、以来私は外泊時くらいにしかパソコンを持ち歩かなくなりつつあります。ちなみにこのダイアリーもPDAとほとんど同じ大きさのキーボードをポケットに入れ、カフェにでかけてきて、日向ぼっこをしながら書いています。 もはやまさにミニチュアパソコンといえるほどにPDAは急速に実用化されてきており、とうとう私は先日顧客にパソコンを新規導入する代わりに、若干時期尚早かなとは思いつつも、顧客トップのコンセンサスがとれたため、思い切ってPDFの導入を勧めてしまいました。当初は若干の混乱は見受けられはしたものの、PDAの部長クラス以上の一括導入は成功し、なかなか評判も上々です。 今後PDAは、ますます発展を重ねながら、さらに広く一般に浸透していくものと思われます。 |
2002.01.23 |
PDAはほんとに便利Vol.2 PDAは、パソコンのメーラーからメールを移せるばかりでなく、もちろん単体でのメールの送受信も可能です。また日常的に閲覧しているサイトを事前にパソコンのブラウザで自動巡回させたキャッシュデータをPDFに移しておいて、外出先や移動中にいつでも目を通すこともできますし、もちろん単体でのネットサーフィンも可能です。 さらにほかにも、スケジュールやアドレスの管理から、To Do、メモ帳、電卓機能などの他、私の使用している機種はMP3プレイヤーとしての機能も有していますから、歩きながらでも何かPDAでの作業中でも高音質の音楽がいつでも楽しめます。 またパソコン同様に、PDA用に開発された様々な有償無償のアプリケーションを自分でインストールして、自在にカスタマイズすることも可能なのです。 また外出先で連続使用する際には、パソコンに比較すれば何倍ものバッテリー駆動が可能です。そしてそれより何より素晴らしいのは、瞬時に起動ができることで、手帖を開く感覚で気軽に使用できることです。(続く) |
2002.01.20 |
PDAはほんとに便利 私は日々ビジネスおよびプライベートでやりとりをする数十通のメールの他に、上には上の人達がいますがまあ少なくはない数のメールマガジンを購読していますので、ややもすると日々のメールの数がすぐに100通をこえてしまいます。 日常の仕事や生活に数日かまけていて、メールの処理を怠ったりしようものなら、メーラーの受信ボックスには1000通ほどものメールがたまってしまうようなことが往々にあります。 そんな事態に陥ってしまうとさらなる悪循環、いくつかのメールアカウントに届くメールを同一の受信ボックスに集めるお馴染みのメーラーを使用しており、もちろんそれなりの対策はして気を付けてはいますが、重要なビジネスのメールを見落としそうになってしまったりなどと、何かとあちこちに支障が生じますし、またそれだけ溜めてしまうとなかなか脱却も困難です。 最近はPDA(携帯情報端末)に日々のメールを移しては、移動中の車や電車内などはもちろん、少し長いエスカレーターなどでさえも、さっと取り出して片っ端から目を通していくことで、ほとんど翌日にメールを残すこともなくなりました。(続く) |
2002.01.03 |
最近嬉しかったこと Vol.19 こんな電車内での来春に卒業を控えた男子高校生三人の会話に思わず引き込まれてしまい、私は本来下車するはずの駅を乗り越し、さりげなく彼らのすぐ脇に立って聞き耳をたてているうちに、あっという間に電車は終点に着いてしまい、彼らはそのまま人の流れに吸い込まれていくように階段へと消えていきました。 余程私も彼らの後を追って会話の続きを聞きたい、あるいは彼らの名前や連絡先だけでも尋ねたいとの衝動に駆られましたが、結局は私もそのまま反対ホームから乗り越してしまった駅に戻る電車に乗り込みました。 彼ら三人が今後どんな人生を送っていくのかは判りませんが、彼らであればたくましくそれぞれの人生を切り開いていくことでしょう。 彼らの会話を私がここで再現するのは難しいのですが、私達大人がいつの間にか忘れてしまった直感とイマジネーションに、そしてまた生き生きとした21世紀における様々な生活とビジネスについてのヒントに満ちていました。 こんな若者達の存在に、彼らが背負う明るい未来を実感できましたし、私も彼らが活躍できる環境づくりに少しでも寄与していけたらと、また心新たにした一日でした。
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