DAILY SHORT COLUMNS - Daily Business -

 
2002.02.20 久しぶりの経験・印象の変化

しつこい風邪を引き摺っているので、今夜も早めにベッドに入ったのですが、昼間眠ったせいもあるのか目が冴えてしまい、深夜番組を見ていたのです。

たまたま人気お笑いコンビが、野党第一党の代表を訪問してインタービューをする番組だったのですが、実に興味深く、普段はリモコン片手パチパチ病の私が、しっかりチャンネルを固定して見入ってしまいました。

来週も続きがあるようなので、興味がある人は是非見てみるとよいと思います。

彼の経歴や政治家になったきっかけから、昨今永田町を騒がせている様々な問題に対しての彼の見解やらスタンスを、日常の報道番組などからはまったく伝わってこない普段の彼の素顔のキャラから、リラックスした本音で語っていて、「これで支持率アップ」なんてテロップが流れていましたが、あながちホントにそうだよなと素直に感心してしまいました。

私は彼がもう体質的に受け付けないようなところからも、そしてマスコミを通して伝わる彼やその党の政策も、すべてが嫌いだったのですが、この番組で何だかすっかり好印象に変わってしまった自らに私自身驚きを隠せません。


2002.02.12

「40年間ほとんど楽しいことはなかった・・・」Vol.2

よくて孤高というのでしょうか、まれに自ら納得をしてそうした人生を前向きに楽しんでいらっしゃるような方もいらっしゃいましたが、信頼でき相談できるような相手すらもいない、仕事一筋の生活の代償でしょうか、悪ければ家族からすら見放され、毎日の食事相手にも事欠いてしまうような、その外見からは遠くかけ離れた狂おしいほどの孤独な日々を過ごしていらっしゃるような方もいらっしゃいました。何千人何万人もの社員を抱える大企業のトップがです・・・。

チャネリングしてしまうように私までせつなくなってしまうような今回同様の極端な例としては、経営者とは性格が異なるものの、もう故人となってしまいましたが、副首相まで昇り詰め、現役の時代には自他ともに認めた政界の実質上のドン、あるいはまた、やはり先頃倒産してライバル百貨店に買収された老舗百貨店のカリスマ経営者、彼らのように社会的なステイタスの高さや有り余るほどの富とはあたかも反比例をするかのように、多くの場合経営者の孤独度は高まっていく傾向にあるようです。(続く)


2002.02.10

某アパレルメーカーの広告塔?Vol.2

でも、これだけ急成長しただけあって、街を歩いていてもぐるっと見回すと、必ずそのブランドを身に付けた人が目に入るのは、特別に理由はなくとも嫌だなと感じます。

先日も半径5メートル以内に、そのブランドのコンピューターブリーフケースを肩に下げた人が、私を含めて3人もいた時には、その場から逃げ出したいような気になってしまいました。

普段からなるべく着ないように、少なくとも重ねないようにと気にしてはいるのですが、ふと気づくとまたそのブランドで固まってしまっているのです。コットンのきめの細かさや肌触り、あるいは身体へのフィット感などといった実際のクオリティーも高く、本当に快適なのでついつい繰り返し着てしまうのです。

自分で言及するのもですが、まあ着る人が着ているからでしょうか・・・、時々「素晴らしいジャケットですね」とか「どこのブランドですか。また高いんでしょうね」などと、知らない周囲の人から真面目に言われたりしてしまうのです。

願わくば、もっと少ロット多品種にわたる商品開発をしてくれると嬉しいのですが、そうなればコストが上がりますし、仕方がないのかもしれませんね。