DAILY SHORT COLUMNS - Daily Business - |
2001.08.31 |
維持と発展の間の大きな隔たり Vol.4 GLOBERS'としての私達は、人間関係を、また人間と組織の関係を、依存し合い、利用し合い、騙し合う関係から、自立し合い、貢献し合い、信頼し合う関係に高めていくことを目的としつつ、これまでの常識にとらわれない自由で新しい発想を持ち、生活の糧を得るためだけの仕事ではなく、生きる喜びのひとつとしても仕事を位置付け、自然環境の保護と再生も常に念頭に置き、社会的弱者(未成年者、被扶養者、身体障害者、ホームレスなど)や競争の敗者(事業に失敗した人、リストラされた人、職に就けない人など)との関わりを特に大切にしながら様々な活動を続けています。 すべては、何より自分自身のために、まずは第三者の存在を尊重し、世界の平和と私達地球人=GLOBERSの心豊かな生活を考え、GLOBERS'=GLOBERS'
something new and valuable、つまり私達地球人にとっての新しい価値ある何かを、一つ一つ創造していきたいと考えています。(終わり) |
2001.08.24 |
維持と発展の間の大きな隔たり Vol.3 結局のところ損得勘定で相手に接する人には、相手もまた損得勘定で接してきますから、ある時は得をしても、別の機会では損をさせられることになります。 たとえ、相手との損得の駆け引きに勝って、常に得をし続けることができたとしたところで、常に損をさせられている相手がやがて自らが得をとれる別の相手を求めて離れていくでしょうから、最終的には相互に信頼し合い協調し合う相手には、決して巡り合うことはできません。 日本に限ったことではありませんが、高度な経済成長を支える根本論理は、競争の原理ですし、競争社会に勝ち残ることがまるで良識であるかのような偏った教育や社会の常識に、私達の多くは洗脳されきってしまっています。 本来健全な競争とは、自らとの競い合い、つまり自らを切磋琢磨するためのものであって、第三者を対象とすべきものではないのです。例外は、スポーツなどのある一定のルールの中でお互いが競い合う世界です。 競争の敗者や社会的な弱者への救済の仕組みを持たない社会は、不健全な欠陥社会なのです。 富める国がある反面、子供達が餓死してしまうような貧しい国もある、また多くのそうした多くの貧しい世界の発展途上諸国からの搾取や、そうした国々犠牲の上に成立している少数の先進諸国の繁栄などは、まさに砂上の楼閣です。 このまま改めないでいたずらに時を過ごしていけば、その先に待つものが何かということは、世界の歴史が証明しています。私達は、決してまた愚かな争いという過ちを繰り返してはなりません。(続く) |
2001.08.15 |
維持と発展の間の大きな隔たり Vol.2 自らに対してと同様に、自らが愛する相手の言動に対しても責任を持つというリスクが負えるということは、決して自らが相手の犠牲になるということではありません。 自らを心から愛せて大切にできる人でなければ、決して自らの存在と言動に対して責任を負うことなどできるはずがありませんし、ましてや相手を思いやる力量も余裕も生まれてはきません。 にもかかわらず、自らへの責任すら負いきれないような人が、他人や組織や社会に依存し従属してしまったり、愛することと自らの執着心や利己心とを混同してしまっているような風潮は広く世の中に蔓延していて、それでいてそのことで非難されることもないように社会的道徳観も欠如しています。 人を愛するきっかけやその過程におけるすべての行為が、不完全な自らへの欠乏感に目を背ける、あるいは充足させようとする利己心に基づいていることに気付くことすらできないような人が大多数である言っても過言ではありません。 それはビジネスの世界でも同様で、相互理解と相互利益などという発想は建前論に終始していて、お互いがそれぞれ自分達の都合と利益のみを追求し合っているのが実情ですし、現状の商習慣や倫理感のうえでもそれが常識化してしまっています。 日常生活においても、ビジネスの世界においても、まずは自らの都合と利益を追求していくことは良しとしても、その過程において自らが関係する相手の都合と利益をも尊重していくようにしていかない限りは、そこに継続的かつ発展的な関係は成立しえませんし、本来それだけのリスクを負えないような相手と関係すること自体が間違いなのです。 少なくともどちらか一方が、相手に対しても自らに対してと同様にリスクできるところから関係は始まるべきですし、最低限それを私達皆が実践していけば、そしてリスクできない相手とは、お互いに異なる存在として関係し合わない基準で尊重し合い、そして弱者と競争の敗者に対する救済の社会的仕組みを構築することができれば、世界から争い事は消滅していくことでしょう。(続く) |
2001.08.12 |
維持と発展の間の大きな隔たり 第三者に依存してしまったり従属してしまったりするような人達の間には、もともと健全かつ生産的な人間関係は成立することすらありませんから問題外ですが、一度成立した人と人の間の良好な関係を維持していくことと、さらにまた発展させていくことの間には、まさに雲泥の隔たりがあるのです。 |
2001.08.09 |
HPの無料・特別優待制作の募集を締め切らせていただきます たくさんのご応募、ありがとうございました。 |
2001.08.03 |
貴方のHPを無料・特別優待制作 この度、私もスーパバイザーの一人として運営に携わっている生活と仕事の質的向上をはかる個人のための総合支援サイトであるGLOBERS'の創設二周年を記念して、皆様のホームページを無料ならびに特別 優待価格にて制作させていただく謝恩キャンペーンを実施させていただきます。 このキャンペーンの詳細ならびにご応募については、こちらのページをご覧ください。 どなたにご応募いただいても構いませんので、日頃ご自身のプライベートホームページ、あるいはまた商用サイトを立ち上げたいとお考えで、知識やスキルに自信がない、プロのデザイナーに依頼する予算がないなどの理由で躊躇あるいは断念されておられるような方々、この機会にふるってご応募ください。 |
2001.08.02 |
期待感は持っても依存心は棄てる 旧態化した常識の壁は厚く、人々の意識も私達の社会の仕組みもなかなか変わりません。 もう成長したことによって小さくなってしまった古い洋服を無理矢理着続けているようなもので、あちらこちらがほころびたり破れかけたりしてしまっています。それを縫い合わせたりあて布をしたりして何とかその場しのぎをしてきたわけですが、はちきれてしまう前に新しい洋服を購入するか、あるいは一旦すべてほどいてしまって新しく洋服を作り直さねばなりません。 それを自分自身でやろうとは誰もしないで、誰か他の人がやってくれるのをただ待っているというのが実情で、それが人気の首相や外相だったりするわけですが、一部の幸運な人達には手が届いても、大勢の私達全員の分の新しい洋服など誰も購入できないのはもちろんのこと、直すのだって手が回るはずもありません。 期待感を持つこと、それは少なくとも可能性を肯定することですから大事なことだと思います。しかし、それに依存することは自らの努力を否定をすることにつながっていきます。何もしないで黙って待っていたところで、何も起こりませんし、誰も何もしてくれません。 私達GLOBERS'のメンバーの基本姿勢の一つは、人々や社会への期待感は持っても依存心は棄てるということであり、それは自分のことは自分でやることを基本原則としながら、得意なパートでは人を支援し、不得意なパートは人の協力を得るという社会の原点に立ち返ることです。 そうした共通意識の下、お互いを理解し合い、認め合い、協調し合える人を一人ずつ増やしていくことがGLOBERS'の活動であり、顧客にも仲間を増やすような意識で接しています。 メンバーの支援を顧客として対価を支払って得ながら、別のところではまたメンバーの誰かを支援して対価を得る、相殺してGLOBERS'の内では資金移動がない、それは現実には実現は難しいものの実質無償の世界を具現化する努力を続けています。 GLOBERS' URL : http://www.globers.gr.jp |